暑中見舞いは、毎年アウンがその時々に伝えたい思いを込めてお届けしています。
昨年はうちわでしたが、今年はシンプルにハガキにしてみました。
100×148mmという小さな世界に、どうやって思いをギュッと詰め込むか、ちょっと頭をひねりました（笑）。

モチーフは懐かしのスライドパズル

選んだのは、子どもの頃に夢中になった人も多いであろう「スライドパズル」。
空いているひとマスを活かしながら、ピースを一つずつ動かして絵柄を完成させていく。
思うように進まず頭を抱えたり、偶然うまくハマって嬉しくなったり。
そんなワクワクやドキドキ感があるゲームです。

そんなスライドパズルが、
「まずは自分たちの中から整えるアウンのブランディング」に似ていると思ったのです。
一つのピースを少しずつ動かしながら全体の形を整えていくように、
社内の環境やチームの状態を整えることで、初めてブランド全体の印象がしっかり形になる――そんな思いを込めました。

夏らしい一枚に

デザインは、スライドパズルの世界観に合わせて、夏らしく少し懐かしいシティポップ風に仕上げました。
受け取った方がハガキを手にして、「この小さな一枚に、こんな思いが込められているんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。

小さなピースを動かすように、日常の中で少しずつ整えていくこと。
その積み重ねが、気がつけば全体を形作っている。
この暑中見舞いが、そんなささやかな気づきのきっかけになればと思っています。